人には心があり、心の奥には魂がある

人には心があり、心の奥には魂がある。
ブナの木人生が豊かになるのは、人の中に魂があるからであり、人生が思い通りにいかないのは、人の中に魂があるからである、という。何故だろう。
自分の魂に沿った生き方をすると心は軽くなり、これに抗おうとすると心が重くなる。

確かに、人の物を盗んで困らせたり、人をいじめたりすると心が重くなるし、そうしたニュースを見るだけでも暗くなる。反対に、ちょっと良いこと。日常の中でちょっと困っている人に声をかけ、何かの役に立てた、というだけでも、「今日はこんな事があったんだ」と報告したくなるような明るい気持ちになる。

当り前といえばあたりまえなのだが、どうしてなのだろう。 実は、その答えのヒントを冒頭の言葉が教えてくれたのです。 物を盗んだり、人を傷つけるような心が重くなる行為を重ねると、自分自身の魂が傷ついてしまうのです。たとえそのことを誰に知られることがなくても、自分の奥にある魂をごまかすことは出来ず、いつしか心の歪みとなって表れます。人と人とは心で繋がっていますから、すぐに相手に感じとられてしまうのですね。

私は、これまで「魂」という領域に触れるのは宗教の役割だと思っていたし、理由も説明できない、科学的に証明できないものと向き合うのは如何なものか、とずっと避けてきました。でも単純に 「人には心があり、心の奥には魂がある。」 と認めただけで、あまりにも合点のいく出来事が多いので、人生を向上させるヒントがここにあるのだと確信するようになったのです。

 

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