Mother Earth の取組み

私達の生活は、いつまで保証されているのでしょうか。
こどもや孫たちの時代まで、地球は大丈夫なのでしょうか?

現在の地球の人口は70億人を超えて、10年後には80億人を超えると予想されています。
現代のエネルギー消費型の文明は、地球の人口が30億人~60億人の時代の成長期に作りあげてきた

World-Population-1800-2100システムですから、この延長線でこの先維持し続けることは物理的に無理であり、どこかで破綻するしかないでしょう。

では、どうすれば地球の破綻を回避できるのでしょうか?
最も簡単な答えは 「人間一人ひとりが、エネルギー消費量を今までの2/3~1/2に抑えた生活をすること。」だという結論に達します。しかし、こうした事実を理解してすぐにつつましい生活に切り替えることがができる人(謙虚な人)がいても、大半は、これまでも特別な生活をしている訳でもないと今までの延長上で生活をする人(普通の人)であり、更に拍車をかけるように「肥大化する生活」を続ける人(傲慢な人)はいるでしょう。
エネルギーを抑える必要性・切実さが個人の意識に届き、根付かない限り、傲慢な人が急に謙虚な人になるようなことは起こりません。結局、人口増加分だけエネルギー消費量が増えるという構図はこの先も変わらずい、このままいくと地球が危ないという警告が現実のものになる恐れは大きいと危惧します。

一方、人口は右肩上がりではなくて100億人位で止まり、食料とエネルギーの再分配が進むことでなんとか維持することができる、という良識派はいます。では国と国がいがみ合い、宗教戦争の火が衰えない状況の中で、いったいどうやって富の再分配ができるのか具体的に示して欲しいものです。

 

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